子供部屋
小学校入学に合わせて、子供部屋を準備する両親が増えています。
しかし、子供部屋は必ずしも必要になるとは限りません。
親の気持ちとしては、小学校入学を一つの区切りとして、頑張って勉強して欲しいと思い、より良い環境のため子供部屋を用意します。
その気持ちは理解できますが、全ての子供がすぐに子供部屋に適応できるかどうかは分かりません。
まだ、親と一緒に過ごしたいと思っていたり、一人で寝るのが寂しいと感じる子供もいます。
6歳の子供が一人で部屋にいるよりは、親の目の届くところにいた方が、勉強や生活の効率が良い場合も多くあります。
小学校に入学したからといって、劇的な変化が起こることはありません。
もちろん、子供部屋を与えることにより、子供の意識に良い変化が起こることもあります。
成長の自覚、自立心などは、子供の成長には欠かせないものです。
しかし、それは急ぐことではなく、子供によって適切な時期があります。
子供部屋を与えるかどうかを決めるのは、状況を見極めてからの方が良いでしょう。
初めのうちは遊び部屋として利用し、慣れてから子供部屋にする方法もあります。